「2ヶ月で人生が変わる右脳革命」

この記事でわかること
・自動思考とは?
・自動思考が止まるとは?
・クラウン回路(左脳さん)
・右脳と左脳の役割
・幸せ脳になろう
・本書を読んで(私見)
参考図書:「2ヶ月で人生が変わる右脳革命」ネドじゅん

①自動思考とは?

同じ考えが、ぐるぐる巡ることはないでしょうか?

あの時ああすれば・・・

あの言葉どういうこと・・・

あの人の行動って・・・

来年も同じような暮らしが続くんだろうか?

他にも色々なことを、ぐるぐる考えることです。これは、左脳の「備える」機能として重要な機能です。失敗を経験したことを反復することで、失敗する確率を減らしていくことができると言うことです。(つまり必要)ただ、そのグルグルによって、常に不安、苦しさを感じてしまう。そんな問題点を自動思考ははらんでいます。

②自動思考が止まるとは?

本書では、テレビをいきなりパチンと切ったような感覚。と表現しています。前述した不安や苦しさを感じなくなる(感じづらい)状態です。自動思考が止まり、他人のことが気にならず、自分の行動を反省するなどの思考がなくなります。(これは、社会生活を営む上では、大切な機能)また、自動思考は、未来、過去を考えることに特化しています。過去の出来事への後悔や、未来の出来事への不安が、対策を模索させ、グルグル状態を継続させます。でも、よく考えると、未来への対策は、何通りもあるでしょうし、全部の対策はできないのではないかなと思います。この自動思考がなくなると言うことは、未来、過去がなくなる(極端ない言い方だけど)と言うこと、つまりは、今に集中できていると言うことです。

例えば、高いお金を出して、高級温泉に浸かっているときに、明日のクレジットの引き落とし残高大丈夫だったかな?と思うでしょうか?あ、私は、思ってしまうかもしれません。これも自動思考。気持ちの良い温泉に入って、「はぁ。」と景色を眺め、ゆったりリラックスした状態になるのではないでしょうか?

自動思考が止まる→グルグルがなくなる→未来過去がなくなる→今に集中!

という、図式です。

③クラウン回路(左脳さん)

この本では自動思考の原因は左脳のクラウン回路が発達していることが原因だと説明しています。脳への栄養補給は、左脳、右脳ともに、同じレベルで供給されているそうです。(本来は)しかし、人間の思考は、反復を繰り返すことで、よく使用する方が強化されていきます。ここで言う強化されるのは、もちろん左脳です。未来、過去を考えること(繰り返すこと)で左脳に栄養がよく渡るようになり、右脳への栄養が不足していきます。左脳はクラウン(王)のように、栄養を召し上げていくのです。

本書では、クラウン回路と名付け、大元は左脳(左脳さんと呼んでます)です。私たちの脳は、左脳が強化されている状態なのです。

自動思考をとめる→クラウン回路への栄養を遮断→右脳への栄養強化

と言う図式です。

④右脳と左脳の役割

前述の通り、左脳には、未来、過去を考える機能が備わっています。未来の準備(期待や心配)を考えることで、行動に移せます。また、過去の出来事で、同じ失敗を繰り返さないように対策できたり、あれ美味しいんだよね。と過去の体験から選択肢を選ぶことができます。

右脳には、未来、過去の概念がありません。未来、過去がないとすると、現在、今しかないのです。私はこれを今に集中していることだと感じました。(皆さんそうかもしれません)

極端な集中という意味ではなく、心地の良い集中です。没頭するとか、ワクワクするとか、幸せを感じるとかです。なので右脳は、今を生きる機能といえます。

⑤幸せ脳になろう

本書のテーマは、「右脳革命」です。左脳のクラウン回路を弱らせ、右脳に栄養をシフトすることで、未来、過去に対する備え(不安、期待)を弱らせることで、今に集中して、今やっていること、今生きていることに幸福を感じることができるということです。

⑥本書を読んで(私見)

自身はどちらかというと、右脳で生きているようなところがあったけど、仕事で、いきなりクラウン回路が暴走する出来事がありました。他社に言われたことが、何度も何度も頭の中でリピートするんです。

「ゲェ、これが自動思考かよ」と認識することができました。

本書で紹介されている呼吸法や、「改行」といった手法を使い、なんとか思考を止めることができました。

なので、2ヶ月続けて見ようかと思う所存です。

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